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2022年8月

2022年8月28日 (日)

水原の家完成

水原の家をお引渡ししました。

水原の家の基本設計は施主様で、それをベースに設計を進めていきました。

これこそ注文住宅ならではの家づくりだと思います。

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ご実家の広いお庭に建築する計画だったので、庭とのつながりを大切に

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大きな吹抜けが気持ちよし

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施主様のイメージで家具はオーダーで作成

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こちらの部屋からは五頭山が見えるように窓を配置

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窓際のベンチ

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書斎コーナー

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玄関ホール。玄関ドアは木製ドアを青に着色

実はこちらの施主様のご実家は30年ほど前に当社で建築させていただいており、そのお庭にこの度建築させていただいたわけです。

世代を超えてご用命いただくことに感謝!

2022年8月24日 (水)

我が家の年間冷暖房費

昨年の12月から高性能住宅(UA値0.31・C値0.3)に住み始めて、冬~夏を暮らしてみてざっくり今年の冷暖房費が見えてきました。

今年1年間(2022年1月~12月)でおおよそ7万円くらいになりそうです。

吹抜を入れて延床35坪の家を一日を通して、冬は家中を20~22℃、夏は家中を26~28℃(湿度は50%前後をキープ)になるような冷暖房をしての金額です。

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暖房はパネルヒーター(熱源都市ガス)

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冷房は6畳用エアコン1台

設計時に目標としたのは、夏も冬も家の中で温度差がなく、暑さ・寒さを感じない環境を一般的な光熱費で実現することです。

設計時の年間冷暖房費は6万円くらいを想定していましたが、昨今の電気・ガスの値上がりを考慮すると、ほぼほぼ想定通りの金額です。(当時はまさかこんなに上がるとは思ってませんでした泣)

結果は大成功だったと言っていいでしょう。

ちなみに、冷房は室温よりも湿度を下げることを意識していたので、冷房費は若干高めとなっています。(雨の日は再熱除湿を積極的に使用)

湿度を意識しなければ、もう5,000円~10,000円くらいは安くなると思います。

住みながら心がけていることは、「快適に暮らす」ことです。

1年目は光熱費よりも快適性を優先させて、どれくらいエネルギーを使うかを見てみて、2年目はその結果を踏まえて工夫できるところは改善していこうと思います。

湿度50%はやりすぎた感があるので、来年はもう少し高めでもいいかなと思います。

2022年8月11日 (木)

再熱除湿

梅雨時期の「暑くはないけど湿度は高い」時は、エアコンの冷房運転で湿度を下げようとすると室温が下がりすぎてしまうため快適性は得られません。

そんな時に有効なのがエアコンの「再熱除湿」運転です。

再熱除湿は読んで字のごとく、一度冷やして除湿した空気を再び温めて送風する除湿方法です。

再熱除湿であれば除湿するためにエアコン内で冷やされた空気は室温と同じくらいに温められて出てくるので、室温を下げることなく湿度だけを下げることが可能となります。

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そのため梅雨の時期でも高温低湿の極めて快適な室内環境をつくることができます。

しかしながら、この再熱除湿機能がついたエアコンは減少の一途をたどっていて、再熱除湿は絶滅の危機に瀕しています。

その理由は、一度冷やした空気を再度温めることが省エネに反しているとエアコンメーカー側が考えているからです。

確かに冷房運転よりも再熱除湿運転の方が消費電力は多くなりますが(拙宅の場合、冷房運転の2~3割増しくらい)、得られる快適性には大いに価値があると思います。

再熱除湿によって得られるメリットは、かかるコスト以上あると個人的には思いますので、エアコンを選ぶ時は再熱除湿ができるエアコンをおすすめします。

ちなみに、私は二酸化炭素の排出量の増加だけが地球温暖化の原因であるということには懐疑的なので、省エネよりも快適性を優先させています。

極端な話、地球温暖化を防ぐために熱中症やヒートショックで死ぬことを選択する人はいませんよね?(この辺の話はややこしいのでまた別の機会に・・・)


夏に湿度が低い暮らしをしていて気づいたことですが、湿度が低いと室内で発生するニオイも感じにくくなります。

不思議に思っていましたが、これは科学的な根拠があって、ニオイ分子は空気中に水蒸気が多いとが溜まりやすく、温度が高いほど揮発性が高くなる性質があるため、高温多湿となる夏の時期は室内で発生するニオイも強くなります。

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湿度をおさえることで、図らずもニオイもおさえていたわけですね。


まだまだ暑い日が続きますが、温度だけでなく湿度も意識して快適な夏をお過ごしください。

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