自然に触れて思う事
連休中に奥胎内の山に行ってきました。(夏は海より山派です)
たまに大自然に触れると、当たり前のことに気づかされます。
川の水は高いところから低いところに流れる、木陰は涼しいなど。
このような自然の摂理は、そのまま建築の技術に反映されています。
水の流れに逆らわない納まりや、日射遮蔽がそれにあたります。
真夏にエアコン冷房を使うことは非常に重要なことですが、日射がガンガンに入る中でエアコンをフル稼働という事には違和感を感じます。
エアコンも電気もない時代は、軒を深く出す、縁側を設けるなど建築的手法によって暑さを凌いでいました。
当然、現代においてもその手法は利用できるので、家自体の断熱性能や日射対策である程度の熱を防ぎ、足りない部分を電気で補うことが正解だと思います。
モデルハウスではこれでもかというくらい日射遮蔽を施し、家中冷房して終日25~26℃を保っていますが、一日の電気使用量は3~5kWhです。(お金に換算すると100円程度)