ヒュッゲな暮らし ~照明編~
日本では、照明の明るさは「豊かさの象徴」と思われる節があり、部屋の隅から隅まで均一に明るいことが理想とすら言われることがあります。
しかしながら、均一に明るい部屋は単調に感じてしまいますし、ゆっくりと落ち着ける空間にはなりません。
照明はすべてが見える必用はないのです。
あえて暗いところを残すことで、明るいところとの対比で空間にメリハリがつきますし、広がりを演出する効果もでます。
夜が暗いことは自然の摂理なので、まずはその暗さを受け入れる(もっと言えば愉しむ)ことも大切だと思います。そうでないと「何が何でも明るく!」的な力任せの照明計画になってしまいます。
また、固定の照明だけでなく、移動できるスタンドライトやテーブルライトを利用することもおススメです。
左はルイスポールセンのnjpフロア、右は同じくエニグマ545
読書をするのに重宝しますし、低い位置に照明があると灯の重心が下に落ちるため、より落ち着く空間を演出できます。
最後におススメの照明の紹介を。
言わずと知れた超名作PH5です。ド定番なのでおススメするのも憚られますが・・・。
でもいいものはいい!
・・・PH5の紹介は長くなりますのでまた次回。
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