福島にて
先日のことになりますが、オーブルデザインさんが設計された「温室土間のある家」を見に福島県まで行ってきました。
南面はほとんど窓!外観からも普通の家ではないことがわかります。
(お施主様も外観は家らしく見えないようにとご希望されたそうです)
玄関を開けると温室土間の大空間。
温室土間とはどういうことかと言うと、南面の窓から目一杯日射熱を取り込み、その熱を土間で蓄熱して暖房に利用するという超パッシブなお家です。
家自体の性能もUa値0.3w/m2、C値0.1cm2/m2という超高断熱高気密住宅です。
蓄熱する土間の仕上げは、熱を吸収しやすいように黒色の天然石を張っています。
そして一番重要な日射熱を取り込む窓は、断熱性能と日射取得率を両立した海外の木製サッシを採用されています。
福島は新潟と違い冬でも晴れの日が多く、これだけの開口率と超高断熱だとオーバーヒートするのは当たり前で、むしろ日中はできるだけ温室土間空間をオーバーヒートさせ、帰宅した夜に北側にある居住スペースにその熱を送るという計画です。
南面は温室土間、北面は居住スペース。部屋間の室温をコントロールするために、温室土間は建具で仕切れるようになっています。
これだけ開口部が多いと当然夏の日射対策が必要なわけですが、その辺も抜かりありません。
外から見るとブラインドは上げていれば見えない納まり。とってもきれいにブラインドが収納されています。
この辺は設計者である浅間先生のこだわり(というかプライド)ですね。
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投稿: Robertfep | 2024年6月16日 (日) 03時04分