住学第3回レポート①
先日のことですが、住まいの学校「住学」の第3回に参加してきました。
第1回レポートはこちら。
住学では、モデルハウスや建築現場を見学するだけでなく、座学と称して「自分はこんなことをやっているよ」とか「こんな考えで設計しているよ」などをプレゼンしあう勉強会みたいなことも行っています。
今回の座学は、エスネルデザインの村松さんと、市川住建の市川さんの30代コンビが講師でした。
まずは、最近独立してエスネルデザインという設計事務所を設立したばかりの村松さん。
テーマは世界の建築、世界の暮らし。
村松さんは、20代の時に世界一周をしたという経験があり、世界の人々の暮らしぶりから「住まい」とはどうあるべきかについて、独自の考えを持たれています。
住まいというものは、それぞれの国の風土や宗教観などとリンクしており、当たり前ですが国ごとで家のつくりは全く異なります。
家のつくりは全く違っていても、世界共通なのは住宅の使命が「幸せに暮らせる」ということ。
村松さんは、設計士でありながら、「家をつくること」よりも「幸せに暮らすこと」を最優先に考えていて、場合によっては「家は建てなくてもいい」という選択肢もあるべきだと言います。
世界を見てきた人の言葉には重みがあります。
盛りだくさんの内容なのに、きっちり時間内に収めるプレゼン力。恐るべしです。
次回に続く。
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