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2015年5月 2日 (土)

新富町の家進捗状況⑥

新富町の家、断熱・気密の施工が完了しました。

連休明けに気密測定を行います。

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構造体ごと断熱材にすっぽり包みこまれているのがわかります。


明日から連休に入りますが、外側に張っている断熱材のキューワンボードは防水層も兼ねるため、もう雨が降っても安心です。

防水層は透湿防水シートを張るのが一般的で、瑕疵担保保険が義務化された現在では、透湿防水シートなしでは中間検査が通りません。

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透湿防水シート施工写真


しかし、一部の外張り工法では透湿防水シートの省略が認められており、当社の外張り工法もこれに該当します。

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透湿防水シートの省略ができる工法の確認書


一昔前は、外張り断熱派と充填断熱派でどちらが優れているかの論争がありましたが、現在では外張りだろうと充填だろうと施工がしっかりされていれば優劣はないという結論が出ています。


私もその通りだと思っていますので、決して「外断だから良い」などと言うつもりはありません。


当社では、施工性の高さ、コスト、材料の信頼性など総合的な判断でキューワンボードによる外張り断熱気密工法を採用しております。

そして、どんなに高性能な材料を使っても施工が悪ければ意味がないので、気密測定を行い施工精度の確認をするわけです。

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