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2015年4月13日 (月)

24時間換気システムの交換

先日、当社で20年前に新築させていただいたお家の24時間換気システムの交換をさせていただきました。

Dscf4272
交換前の換気システム。

20年間、基本的に24時間365日動き続けていたので延べ175,200時間・・・。お疲れ様でした。

換気システムの寿命がくると、まず異音がするという症状が一番多く出ます。

そのまま使い続けると換気量が落ちて結露の原因になったりもします。

換気は住宅の寿命を左右するとっても大事な要素なので、壊れたらほったらかし・・・なんてことのないようにしましょう。


今回交換させていただいたお家は20年使用しておりましたが、メーカーさんによれば、このような換気設備の使用期間は基本的に10年が目途とのことです。


理由はいくつかありますが、一番は10年の間に廃版なり交換部品がなくなる可能性があるという点です。


交換後の写真がこちら。

Dscf4273
前は吊り型だったのを置き型に変更。換気設備は作動音が出るため、下に遮音材を敷き込んである。


写真ではわかりにくいですが、設置場所は小屋裏です。

人一人が入れるスペースがありますので交換作業もやりやすいです。




小屋裏は構造体が見れますが、20年たったお家とは思えないほど綺麗です。

外張り断熱の家は、構造体ごと断熱材で包み込みますので家自体が長持ちします。(計画換気をしっかり行わなければ、外断熱の家といえども結露によって構造材が痛む可能性がある。だから換気は重要)


機械設備といったソフト面は交換しやすいように。


構造体や断熱といったハード面は長く使えるように。

当たり前で基本的なことですが、これがとっても大切で難しいことなのです。












今日の1曲

Hush  by  Kula Shaker

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