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2014年12月 4日 (木)

上棟と寒波到来

先日になりますが、次第浜の家上棟しました。

P1040190

長期優良住宅、外張断熱気密工法のお家です。

上棟後間もなくこの冬はじめての寒波がやってきました。

現在はサッシの取付とキューワンボードによる断熱・気密施工の真っ最中で、それが終われば外気をシャットアウトできるので、中の仕事はぐっと楽になるでしょう。


寒波は誰もが嫌がるものですが、私は寒波が来るのが楽しみだったりします。

なぜなら当社の家の快適さがよりわかりやすくなるからです。

昨日(12月3日)の新発田は寒波の影響で1日中寒く、雪が少し積もりました。

気象庁のデータによりますと、12月3日の中条(新発田のデータがないため)は最高気温6.8℃、最低気温1.4℃、平均気温3.8℃でした。

この日にラ・クール富塚モデルハウスで暖房をしてみました。

暖房は


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1階・・・ガス温水ルームヒーター 14畳用 設定温度22℃

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2階・・・エアコン(ズバ暖霧ヶ峰) 10畳用 設定温度21℃

の2台運転で行い

Img_1990

室温21℃

ほぼ全館この室温に暖房することができました。


また、壁・床・天井の表面温度も測定したところ


1ff
1階床 20℃

W
1階壁 21℃

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1階天井 21℃

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1階トイレ床 19℃

1ftwd
1階トイレ窓 19℃

2ff
2階床 21℃

2fc
2階天井 21℃

ご覧のようにほぼ室温と同じくらいになっています。

室温21℃というと、「少しもの足りないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、各表面温度が室温と同じくらいになっていれば、着衣量にもよりますが、寒くも暑くもないちょうどいい体感温度で、掃除など軽く体を動かすと少し暑く感じる程度です。


また、この家はリビングにオープン階段がありますが、家全体が一定の温度になっていれば2階から冷気が降りてくることもありません。


Img_1987
家全体の温度を一定に保てれば、設計の幅も広がります。


暖房の快適性は、体感してみないとわかりません。


そこで、来年1月には2つモデルハウスで暖房の体感イベントを予定しております。

詳細が決まり次第こちらのブログでもお知らせいたしますので、ぜひこの機会に体感いただければと思います。

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