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2014年11月19日 (水)

Future Proof

先日、当社事務所のガス給湯器が壊れ入れ替えをしました。

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手前が新しく入れ替えた給湯器。
奥は数年前に灯油からガスに切り替えた暖房用の給湯器。

壊れた給湯器は実に20年以上も頑張ってくれました。



事務所はお風呂がなく、調理もほとんどすることがないため20年以上同じ給湯器を使う事ができましたが、住宅に使われる給湯器をはじめ機械設備の寿命は10年が目安で、15年持てば長く持った方と言えます。

家自体はもっと長く住むわけですから、当然設備は入れ替えが必要となります。


大手ハウスメーカーなどが、高額なコージェネ給湯器や太陽光発電と家とをセットにして、「スマートハウス」と謳っていることにとても違和感を感じます。

家よりもずっと寿命の短い設備に頼った家が、果たしてスマート(賢い)なのでしょうか・・・。


当社では「住宅と機械設備は切り離して設計すべき」と考えております。

住宅自体に性能をしっかり持たせ、設備は副次的なものとし高額な高性能設備は資金的に余裕があれば・・・というスタンスです。


設備を入れ替えることは簡単ですが、後から家の性能を上げることは難しいのですから・・・。













今日の1曲

Future Proof  by  Massive Attack

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