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2014年10月22日 (水)

木製玄関ドアの魅力

新モデルに使用している玄関ドアは、パインの木製ドアを採用しています。

Dsc_0016

メーカーは、スウェーデンのスニッカルペール社製です。


木製の玄関ドアの魅力は、なんといってもその木目の美しさと質感(木の温もり)にあります。

本物の木を使用していますので、同じ商品のドアでも1枚1枚その表情は異なります。

赤身が強く出るものもあれば、新モデルの様に全くないものもあり、まさに世界に1枚だけの玄関ドアと言えます。

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上野住宅建材さんのショールーム「マテリア」に展示されているサンプル。
赤身がまるでデザインであるかのごとく出ていて、同じ商品なのに全く別物といった印象。



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室内側は、表側にある凹凸のディテールがなくまっ平らであるため、この木目そのものがデザインとなります。


玄関ドアは家の顔であり、訪れる人の目に必ずはいります。

夜仕事から帰ってきた時に、この優しい木目が出迎えてくれているだけで癒されるのではないでしょうか。(これは私だけかもしれませんが・・)


また、スニッカルペールのドアは、見た目だけでなく高い断熱性も魅力です。

日本の大手サッシメーカーの玄関ドアは、寒冷地仕様のものでも熱貫流率2.33W/㎡K以下となっているのに対し、スニッカルペールのドアは北欧スウェーデンの断熱基準にあわせてつくられており、カタログ数値で熱貫流率0.86Kcal/㎡h℃(=1.00W/㎡K)と、その性能の高さがわかります。(日本の断熱基準が低すぎるのもありますが・・)

※熱貫流率は熱の伝えやすさを示し、数値が小さいほど高性能となる


木製玄関ドアの木部は自然素材ですから、当然年数が経つにつれ色が褪せるといった経年変化があります。


それも魅力の一つなのですが、定期的に専用のオイルを塗るなどのメンテナンスをすることで、色褪せを抑えることもできます。

こちらは当社事務所の玄関ドアです。

Img_1854
㈱キムラ製 Tc-1000

事務所が建ってから約25年間使用しているものですが、雨が当たらないように玄関ポーチに深く屋根がかかっていることと、定期的にチークオイルを塗っているため色褪せはありません。

木製玄関ドアは、大手メーカーの玄関ドアに比べれば値は張りますが、値段以上の満足感が得られるのではないかなと私は思います。







今日の1曲

Safe From Harm  by  Massive Attack

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