レッドシダーの外壁
この外壁を採用した理由は、自然素材の持つ豊かな表情はファサードに唯一無二の存在感を与えてくれるからです。
木の外壁を採用した例として有名なのが、新潟市北区にあるビュー福島潟です。
ビュー福島潟。設計は青木淳氏。
しかし、本物の木を外壁として使用する上で障害となるのは、自然素材としては当たり前のことなのですが、経年変化がはっきりと表れることです。
最初は綺麗な木の色が、徐々に褪せてシルバーグレー色に変化します。
ビュー福島潟は竣工が1997年。17年の歳月で、外壁はこのようにシルバーグレー色に変化しています。
少し前まではこの経年変化が受け入れられず、木の外壁は塗装するのが一般的でした。
レッドシダーの塗装仕上げ(御幸町モデルハウス)。これはこれでカッコいい。
しかし、ここ最近ではその経年変化を受け入れ、むしろ楽しむという方も増えてきました。
レッドシダーの外壁は、経年変化で色褪せても外壁としての機能が損なわれるわけではないので、その変化を受け入れられる方は、塗装し直す必要がなくメンテフリーで永く使う事ができます。
スタッフAの地元にある築16年の神社。スギの下見板はこの状態のまま、驚くほど長持ちします。
塗装した場合は数年で塗料が落ちてきますので、外観のイメージを維持したい場合は定期的に塗り替えが必要です。
そこで、あえて塗装は行わず無塗装のまま使う例が増えております。
こちらは30年以上経過した、レッドシダーのシングルという外壁を無塗装で使用したお家です。
新モデルでは、屋根が深くかかっている雨がかりにならない場所にレッドシダーの外壁を無塗装のまま使用します。
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