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2014年8月11日 (月)

塗料の話

カウンターや窓台に使用されるパインやタモなどの集成板は、素地のままでは水に弱く、傷がつきやすいため塗装をして使用します。

その塗料には大きく分けて2種類あり、ウレタン塗料とリボスやオスモなどの自然塗料があります。

床材の話でも少し出ましたが、ウレタン系の塗料は木部の表面に耐久性の高い塗膜をつくるため、汚れや傷が付きにくく、お手入れが楽というメリットがあります。

デメリットとしては、塗膜にはツヤツヤとした光沢があるため、木の質感が感じづらくなります。

ウレタン塗料を薄めて塗装することでツヤを抑えることもできますが、薄めた分耐久度は下がります。

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キッチンのカウンターは、水に濡れやすいのでウレタン塗料を薄めず塗装。このくらいの光沢がでます。


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窓台や、水がかりでないカウンターはウレタン塗料を薄めて塗装。光沢はかなり抑えられます。


リボスやオスモなどの自然塗料は、表面に塗膜をつくらないため塗装しても木の質感はそのままとなります。

また、リボスやオスモといった塗料は原料が自然素材なので、味はともかく口に入れても大丈夫なものとなっています。

デメリットとしては、ウレタン塗料に比べると耐久性が弱いため、数年ごとに塗り替えることが望ましいです。

こちらは当社事務所の窓台で、リボス塗装仕上げのものです。

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この窓は、スタッフAが使うドラフターの脇にあって、ついうっかりコップを置いてしまう時があります。

よく見るとコップの結露水で輪染みができているのがおわかりいただけますでしょうか。

事務所は定期的に塗り替えなどしておらず、お手入れを怠るとこのようなことになってしまいます。


以上のことを踏まえると、塗料選びのポイントは

お手入れに自信があり、木の質感を大事にしたい人は自然塗料を

質感よりも手間がかからない方がいい人はウレタン塗料を

ということが言えます。

ちなみに、御幸町モデルハウス「彩」はウレタン塗装仕上げで、9/27オープン予定の新モデルハウス「at ease(アット・イーズ)」は自然塗料のオスモ塗装仕上げなので、見比べてみるのも面白いかもしれません。

塗料に限らず、材料には必ず長所・短所がありますので、それを見極めて使用することが大切です。

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