夏涼しい家の秘密
この連休では、夏の体感イベントや構造見学会にお越しいただきまして誠にありがとうございました!
新モデルハウスでは気密測定を行い今までの最高値、C値=0.1c㎡/㎡が測定されました。
それについてはまた後日詳しくご報告いたします。
2日間、新モデルの構造現場にいて感じたことは・・・
冷房なしでもとにかく涼しい!ということ。
こちらは昨日の午後2時前の新モデルの外気温と室内温度の実測値です。
外気32.6℃、室内28.3℃。その差4.3℃。
10時頃の外気、室内温度はともに27℃くらいで、外気温度は太陽高度とともにみるみる上昇するのに対し、室内温度は4時間たっても1℃程度の上昇です。
ちなみに上の気密測定結果にあるように、気密測定を行った一昨日は朝方は雨で気温が低めで、途中から晴れて気温が一気に上昇した状況では、外気33.5℃、室内25.9℃(午後2時頃の測定値)で、その差なんと7.6℃にもなりました。
それに加え、窓を開けていれば風が抜けるため、体感温度はもう少し低く感じられ1日中扇風機なしでも過ごせました。決して我慢していたわけではありません。(これ本当)
これは新モデルの高い断熱性能と、計算された通風計画の賜物ですね。
そして、こちらは1階2階の温度差を比べた結果。
1階
2階
ご覧のように上下階で温度差はほぼゼロです。
通常であれば、2階は太陽光が直撃している屋根の真下なので、その影響で温度が上がりやすいのですが、当社の家は屋根に断熱材のほかに「アストロE」と呼ばれる遮熱シートを敷きこみます。
屋根の断熱材と遮熱シートによって、2階の温度上昇を抑えているのです。
電気代の高騰が気になる昨今、暑さを我慢することなく冷房代を節約できるのはとっても嬉しいことですね!
最近は太陽光発電の普及に伴い、「どうせ自家発電した電気だから冷房はジャンジャン使おう」という発想もあります。
それも間違いではないのでしょうが、使わずに済むのならそれに越したことはないですよね。そうすれば売電にまわすこともできますし。
もちろん冷房を使用しても、断熱性能が高ければ使うエネルギー(電気代)は少なく済みます。
このような工夫をすることで、太陽光発電をつける費用よりもず~~~っと安く節電と快適性の両立ができるのに、何でみんな実行しないのかが不思議でしょうがありません。
最後になりますが、間違っても冷房することを我慢して熱中症になるようなことは絶対あってはいけません。
なぜならば、住宅は快適性が一番にこなければいけないものですから。
P.S.
ただ今、耐震診断や基本設計のご依頼を多数承っており、ブログの更新頻度が落ちるかと思います。(お伝えしたいことはたくさんありますが^^;)決してネタ切れではないので更新できる時は更新いたしますので、読者様におかれましては変わらずのお付き合い宜しくお願い申し上げます。
プランニングをお待ちのお客様。ただ今ご期待に沿えるような素敵なプランを作成しておりますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
がんばるぞー
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