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2014年7月12日 (土)

新モデルハウスのコンセプト②

現在工事中の新モデル「at ease(アット・イーズ)」のコンセプトについてその②~パッシブデザイン編~

コンセプトその1はこちら→→→新モデルハウスのコンセプト①

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新モデル完成予想模型


パッシブデザインという考えがあります。

自然の力(風や光や熱)を利用したり、遮ることで設備に頼らなくても快適な住環境をつくれる設計のことです。

当社もこの考えを取り入れた設計をしておりますが、新モデルではYKK APさんにご協力いただき、今の季節に重要な風の取り入れ方についてより詳しく検証しました。

まずは風が吹いてくる方向について。

風は四方八方どこからでも吹いてくるわけではなく、その地域によって風の吹く方向にはある程度かたよりがあります。

そのデータを分析し、2方向の風に絞り込みました。

新発田付近では、通風を利用したい時期(4月~11月)は南南西の風が多く、次いで東の風が多いです。

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なので、その方向を意識した窓配置をすることでより多くの風を取り入れることができます。


次に、風を捕えるウインドキャッチという発想について。


室内に入ってくる風の量は、窓の形状でかなり違います。


日本の窓に多い引違い窓は、正面から吹いてくる風は取り入れやすいですが、横から吹いてくる風は取り込みづらいです。

そのような風には縦すべり窓が有効で、すべり出た窓が風の進む方向を変え室内により多くの風を入れることができます。まさに風を捕まえるって感じですね。

Guide_fresh_fig_01


以上の点に配慮して窓の形状と位置を決め、さらに隣地建物も考慮した風の流れのシミュレーションも行いました。

Photo

Photo_2
本当は動画ですが、容量の問題でブログにアップ出来ませんでした・・。


この他にも、夏の日射対策として庇や、YKKさんの新商品である多機能幕板も取り付ける予定です。

なるべく設備にたよらずにローエネで暮らす。これが新モデルで提案する次世代の住宅です。

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