とある住宅営業マンの日常。
スタッフAは過去に他県のローコスト系注文住宅ビルダーで営業をしておりました。
その会社は、当時営業マン30名足らずで年間受注棟数500棟以上という超生産性が高い、県内でも1、2を争うけっこうすごい会社でした。
そこでの営業マンの日常をご紹介します。
エピソード1~営業会議編~
その会社には月に2回ほど「営業会議」とよばれるものがありました。
メンバーは全営業社員と社長、営業部長といった感じ。
「いいかお前らー!家なんかなぁ、建ちゃいいんだよ!丸でも三角でも四角でも!」
会議が始まるや否や部長の口から飛び出す檄。
会議といっても今月何棟契約がとれるのか確認をするだけのもので、会議室前方のホワイトボードには契約見込み客がずらーっと書き込まれており、一人ひとり今月の契約見込み数と意気込みを語らされます。
見込み客がいなかったり、前月の契約数が0だったりしたら恰好の餌食で、つるし上げ状態になります。
当時はタマホームも全国展開する前で、ライバル会社がほとんどおらず家は飛ぶように売れました。
30人で500棟ですから、一人あたま15棟以上受注の計算で、営業マンには最低月1棟というノルマが課せられていました。
大学を卒業したばかりのアンちゃんでも、入社して社章バッチをつければ立派な営業マンとして容赦なくノルマが課せられます。
学生気分が抜けない建築のケの字も知らない(一応建築学科は出てましたが)ハナタレ小僧に、マンガのような図面を描かせて1000万円以上の物を売らせるって言うんだからすごいことです。
それでも当時は売れました。
安いから。
会議室のホワイトボードの上でお客様の一生の買い物である「夢」がノルマの一部と化す、そんな狂った仕事を3年ほどしておりました。
う~ん。もう二度としたくないな(笑)
学生気分が抜けない建築のケの字も知らない(一応建築学科は出てましたが)ハナタレ小僧に、マンガのような図面を描かせて1000万円以上の物を売らせるって言うんだからすごいことです。
それでも当時は売れました。
安いから。
会議室のホワイトボードの上でお客様の一生の買い物である「夢」がノルマの一部と化す、そんな狂った仕事を3年ほどしておりました。
う~ん。もう二度としたくないな(笑)
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